患者さんストーリー
ひざ関節
菅原 純子さん
東京都在住
80歳(手術を受けた年齢)
病名 変形性膝関節症(両足)
治療法 人工膝関節置換手術
東京都小平市に住む菅原純子さん。80歳とは思えない若々しさで、足取りもしっかりとしています。しかし、2012年9月と2013年6月に両膝の人工関節置換術を受けるまでは、歩くこともままならなかったといいます。「今では、駅の階段の昇り降りもできますし、自転車にも乗れて、旅行にも行けるようになりました。孫と遊ぶときも、痛みを気にしなくていいので、とてもうれしいです」と喜びを語ってくださいました。
菅原さん 膝の痛みとの付き合いは50代の頃からで、投薬などでしのいでいましたが、膝の変形もひどく、痛みで歩くことができなくなってきました。人工関節のことは知っていたものの、なかなか手術の決心がつきませんでした。いろいろな病院を回りましたが、手術をしていただいた先生に出会って、この先生なら安心しておまかせできると感じました。
担当医師 患者さんが手術を決意する事はそう簡単ではありません。不安もありますから、関節の状態を慎重に見極めながら、患者さんに寄り添って、対応することを心がけています。現在、日本で行われている人工膝関節置換術は7万件ほどで、年々増えています。医師としては、膝の痛みで、近くのスーパーに行きづらい、日常生活に支障が出るという方は、まず診察を受けていただきたいですね。放っておけば関節が変形し、手術も難しくなります。人工関節も手術の技術も、年々進歩しています。
実際、手術することを決めてからは治療に前向きになった菅原さん。入院中は、「ばぁばへ♡ はやくよくなってね」と孫から手紙をもらい、リハビリもがんばったそうです。
菅原さん おばあちゃん、足がよくなったらスキップできる?って孫が聞くんですよ。まあ、スキップは無理かもしれないけど、また一緒に歩いたり、外で遊んだりできて幸せです。周りの人と同じペースで歩けるようになったので、一時はやめていた“歩く会”へも、また参加したいと思っています。
孫と、家族と、友人たちと、まだまだ楽しく元気に過ごすことができそうですね。
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