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専門医インタビュー

40代~60代に多い股関節の痛み 一人で悩まず専門医に相談を

この記事の専門医

狩谷 哲 先生

東京都

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1994年 金沢医科大学医学部医学科卒業、昭和大学医学部整形外科学教室入局。2004年 The Anderson Orthopaedic Clinic 留学。2010年 石部基実クリニック勤務、その後、副院長に就任。2016年より現職。
日本整形外科学会専門医、日本整形外科学会認定リウマチ医、日本整形外科学会認定スポーツ医、日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医、日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医、日本スポーツ協会公認スポーツドクター、日本医師会認定産業医、日本医師会認定健康スポーツ医、日本温泉気候物理医学会温泉療法医、日本旅行医学会認定医、義肢装具等適合判定医師(厚生労働省)、身体障害者福祉法第15条指定医師(肢体不自由)、ボトックス注射施注資格医師

この記事の目次

どうして手術前もリハビリが大切なのでしょうか?

歩く、股関節を曲げる伸ばすといった動作には、股関節の周りにある筋肉がとても重要な役割りをしています。筋力のバランスが保たれていることで、股関節が安定しスムーズに動かすことができるのです。そのため、手術前にまったく運動をしていなくて筋力がない方が手術を行うと、手術後のリハビリで急に筋肉を使うことになり、その結果、筋肉痛になったり腫れてしまったりすることがあります。このような状態になるとリハビリが進まず、社会復帰も遅れてしまいます。手術後リハビリを進めやすく、また健康に歩ける状態へ戻していくためにも、手術前のリハビリをお勧めしています。

リハビリの内容と退院後の生活について教えてください

階段の昇り降りの練習

一般的には手術をして翌日からリハビリを開始します。歩行器を使って歩く練習、杖を使って歩く練習、階段の昇り降りの練習とレベルを上げていきながら、退院を目指します。退院後もリハビリに通っていただき、正しい姿勢で歩けているか? 人工関節に負担のかかる歩きかたになっていないか? 手術前の癖のついた歩き方に戻っていないか? など歩容のチェックを行います。リハビリが終わった後も、定期的に受診を行い、股関節に問題がないかチェックしてもらうことが大切です。日常生活では、転倒に気を付けていただき、手術後3か月までは特に激しいスポーツなどを控えるようにしましょう。

最後に、股関節の痛みに悩んでいる方へメッセージをお願いします

股関節の痛みに悩んでいる方の中には、お仕事や子育てなどで働き盛りの方も多くいらっしゃると思います。なかなかご自身の股関節について考えるタイミングは少ないかもしれませんが、早めに受診をして股関節の状態を知ることで、治療選択の幅も広がります。現在ではどのような治療が受けられるのか、不安や疑問に感じることはぜひ一人で悩まず専門医に相談されることをお勧めします。


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