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患者さんストーリー

茶畑の仕事、ゴルフ、釣り、家庭菜園と、再び好きなことができる喜びを味わっています。

この記事の患者さん

股関節

和田 武彦さん

和田 武彦さん
静岡県在住 
69歳(手術を受けた年齢)

病名 変形性股関節症(左足)

治療法 人工股関節置換術

この記事の目次

03 人工股関節置換手術を振り返って

「姿勢がよくなったね」と言われます
和田さんが丹精込めて作ったお茶

和田さんが丹精込めて作ったお茶

人工関節に違和感はありません。ただ術前と変わらず靴下がはきにくい。本来なら関節は色々な方向へスムーズに動くはずが、可動域が狭い。これは、関節のせいではなく、長年の間に筋肉が固まってしまったからではないかと医師に言われました。

階段を上る時やゴルフのスイングをするときにも、まだ慣れない感触はあります。手術後初めて練習場で試したときには飛距離が落ちていました。家で素振りしてから行ったら飛びましたが……。左足で踏ん張れなかったこれまでとバランスが違うのでしょうね。これは時間の経過とともに慣れていくのかもしれません。

しかし確実に痛みはラクになりました。私の場合、腰椎にも脊柱間狭窄があって、左足にしびれがあったのですが、医師から「股関節の手術をしたら治るかもしれないよ」と言われた通り、しびれがなくなりました。20キログラムの肥料を持ち上げることもきつくありません。

また手術前は数歩歩いただけでつらかったのが、いまでは平気。以前は軟骨がなくなっているわけですから、自然と前屈みでした。それが「姿勢と歩き方がよくなったね」と言われます。いまではサッサッと結構長い距離を歩けています。軽く駆け足もします。ゴルフの予約もまた入れました。好きな釣りにも行きましたよ。家庭菜園で鍬を入れると腰がつらかったのが、それもなくなりました。

茶畑の仕事に加え、民生委員の仕事でもお忙しい和田さんに対し、奥さまの保代さんはどのようなサポートをしているのかと伺うと……。

保代さん:特にすることはありません。手術前も「痛いだろうなあ」と思っても「痛い」と言いませんし、「俺一人でやるよ」と、何でも自分で決めてやる人ですから(笑)。

和田さんご夫婦
「もっと早くやればよかった」という実感

20歳くらい若返った気分です。耐用年数を計算してのこととはいえ、もっと早くやればよかった。
実は手術前、腰痛体操や低周波マッサージなどいろいろやってみたんですよ。
最初はよくなった気がしたけれど、やはり治りはしませんよね。

「何もかも思い悩んでいないで、いいと言われたらサッとやってみることだな」それが実感です。
いま冗談を言いながらゴルフをやるのが楽しい。
一番茶の茶摘みにも間に合った。それもうれしいことです。

手術をして?
そりゃあ、よかったですよ(笑)。

01 手術を受けるまで

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