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患者さんストーリー

人工骨頭手術を受けて16年…長年使い続けた人工骨頭を人工股関節に入れ替えたら、面白いくらい歩けるようになりました。

この記事の患者さん

股関節

押川 恭枝さん

押川 恭枝さん
神奈川県在住 
79歳(手術を受けた年齢)

病名 大腿骨頚部骨折(左足)

治療法 人工股関節置換術

この記事の目次

02 人工骨頭を人工股関節に入れ替える再手術を決意

定期的な診察で体調管理。再手術も先生と相談して決定。
押川 恭枝さん

それにしても私はなかなかのうっかり者で、その後も舞台の本番直前に家の中で滑って足の甲を打ち、慌てて近くの整形外科に駆け込んだこともあるんです。実は現在の担当の先生と出会ったのはそれがきっかけ。けが自体は捻挫だったのですが、人工骨頭が入っているということを伝えたら、定期的に診察を受けたほうがよいと勧められ、ときどき診ていただくことになりました。

それからの通院間隔は2、3ヵ月に一度。それくらいで何が変わるというわけでもないのですが、たとえば公演の前などに、「3ヵ月後に舞台があるんですけど大丈夫でしょうか?」などと相談すると、「いいんじゃないですかねぇ!」と明るく言ってくださるので、元気をもらいに行っていたようなものですね(笑)。

しかし70代も半ばに差し掛かったころ、長距離を歩くと股関節に痛みが出たり、足の長さが違うのが気になり始めました。痛みが続くよりは再手術をしたほうがよいとは思うものの、不安もないわけではありません。そこで先生に「車いすの生活になったりするのでしょうか?」と聞いてみたら、「いやあ、ないでしょう!」という、いつもの明るいお答え(笑)。そのひと言で安心し、再手術を決めました。

実際は、家族の病気などがあって家を空けられず、手術ができたのはそれから2年ほど経ってからでしたが、再手術後は、切った場所が少し痛んだ以外はまったく痛みもなく、面白いようにどんどん歩けるんですよ!入院中に同室だった若い方に対抗意識を燃やされるくらい(笑)。足首が外を向いていたのも直していただいて、こんなことならもっと早く人工関節にすればよかったと思いました。

03 人工骨頭手術を受けて16年…長年使い続けた人工骨頭を人工股関節に入れ替えたら、面白いくらい歩けるようになりました

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