患者さんストーリー
ひざ関節
酒井 真智子さん
愛知県在住
56歳(手術を受けた年齢)
病名 変形性膝関節症(両足)
治療法 人工膝関節置換術
手術が終わった直後は「痛い、痛い」と言ってたらしいのですが、それは今まで曲がって固まってしまっていた脚を伸ばしたせいだったんです。術後の傷は全然痛くなくて、痛み止めも1錠しか飲みませんでした。手術後の入院期間は3週間。最初の1週間は、リハビリを頑張っていたせいかあっと言う間に過ぎ、あとの2週間はもう「早く帰りたいな」と思っていましたね(笑)。痛みもないし、1日に小一時間程度のリハビリをしたらもうやることがなくて。
リハビリでは、曲がった脚を伸ばす訓練などを行いましたが、それも順調に進み、結局は3週間の予定が18日で退院してしまいました。
手術が成功して無事退院するまで、何かと世話を焼いてくれたのは妹でした。そもそも、ためらう私を病院に連れて行ってくれたのも妹ですし、ほかにも車で病院に送り迎えをしてくれたり、一緒にお風呂に入って支えてくれたり。入院中も洗濯物の交換など毎日のように訪ねてくれて、もうどちらが姉だかわかりません(笑)。
でも、最近まで全く知らなかったのですが、妹と父に「手術を受けるよう勧めてくれ」と頼んだのは実は私の主人だったそうなのです。私には内緒で相談していたようで、妹からその話を聞かされたときには、そこまで皆が私のことを考えてくれていたのかと涙が出ました。
父・水野為年さん
潔夫(いさお)さん(酒井さんのご主人)がうちに来て、「僕が手術を勧めても聞かないから、お父さんと眞理子さんから言ってやってくれ」と頼まれたんです。私も全身麻酔手術の経験がありますので、怖がらずに早く受けてくれればよいのにと思っていました。
手術前は、歩くときも脚をひきずるような状態だったのが、手術をした今はすっかり元通り。何より明るくなりましたね。本当に治療をしてくださった先生には感謝の気持ちでいっぱいです。
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