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関節の痛み

原因となる病気

股関節に痛みを生じさせる疾患としては、変形性股関節症や関節リウマチ、骨頭壊死などがよく知られています。

変形性股関節症(OA)

生まれつき股関節がずれていたり(先天性股関節脱臼)、骨盤の発育不全(臼蓋(きゅうがい)形成不全)などがあるとき、体重の負荷で軟骨が磨り減りやすくなり、骨頭と臼蓋がこすれあうため、痛みや運動障害を招く病気です。

関節リウマチ(RA)

関節リウマチのような関節炎では、関節の中にある膜が炎症を起こします。 炎症により放出された化学物質が関節の軟骨や骨を破壊し、痛みや腫れを引き起こします。

骨頭壊死(こっとうえし)

大腿骨(太ももの骨)の骨頭が、血流障害のために、脆くなってつぶれてしまう疾患です。

外傷

事故などの衝撃が原因で、股関節脱臼や骨折を起こすと、後遺症として関節疾患になる場合があります。

治療法は?

股関節の病気では、程度が軽い場合は、投薬理学運動療法といった保存的療法で症状を和らげることができます。ただし、痛みが継続する場合や、歩行能力の回復が見込めない場合、また関節リウマチが進行した場合には、人工股関節置換術などの手術療法が必要になります。

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